2012年3月6日火曜日

国芳を見た感想

雨、霧、夜等
浮世絵にはかなわない表現 真骨頂!
水を布の様に描く 形無きものをカッチリ描く
引き算の表現 ディフォルメ化

以上、先日歌川国芳展を見に行った際に書いたメモです。
何の事やら、と言った内容です。

僕事自分で書いた筈のメモを後になって読み返し理解できない事態もしばしばですが、今回は善く分かります(それが普通ですが)。

何はともあれ浮世絵っていいですね!
人の賑わいやら息づかいやらがすぐそこで感じられそうな一方で、どこか別世界、別の時間軸の風景を目にしている気にもなります。
取分け雨や夜といったものに惹かれるのは正にその点、肌で感じていながら全く別の場所にて呼吸していられる二重性とでも申しましょうか。例えば大雨であればある程に、部屋から眺めるのが楽しいと感じたり。蛍光灯の明かりの室内より、ちょっと顔を出して闇夜を覗き見る際の安心感と不安感の入り交じった、名状し難い感覚であったり。

引き算の表現云々というのは日本人が得意とする表現法ですね。
例えば無形である筈の水の流れをまるで一枚の布であるかの様に描く—本質を捉え周りのものを削ぎ落とす—事で逆に何よりも水になるという。
具体例とは言えませんが、浮世絵からアニメーションへと至る流れが最も適当な例えでしょうか。

因みに開催場所は六本木ヒルズ。やはり迷いました。(中野)

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