企画に関わる作業も一段落したところで、久しぶりに気の向くまま文章をタイプしてゆこうかと思います。
昨年の春、シルク・ド・ソレイユの「KOOZA」が来日した折の事、幕間にクラウンが出て来て観客を巻き込んでの芸をしておりました。つまりは客席より1人を選び舞台に上げ、お客さんまでをも笑い者にしてしまおうという 、見ている方も一寸ドキドキする芸です。
但し矢張り選び方には基準がある様子で、見ていると結構身なりの良い人が舞台に連れて行かれていました。
それなりの社会的地位と、そこに付随する権威的なものを笑い(それも、なるべくミもフタもない)により払うという行為なんですね。つまるところシェイクスピアシリーズにしばしば登場する「道化」の役割そのままと云う事です(彼らは王様を笑い者にしますが)。
恐らく権威的なものというのは、本人が自覚している以上に身にまとい易いもので、一時的にせよそれが通用しない舞台にポン、と裸一貫(と云うのはあくまで例えですが)で上げられた折に、別視点より知らずに自らがまとっていた社会的地位やら権威やらを目にする事ができるのでしょう。そして、お馬鹿をやらせると右に出る者が居ない―と云うクラウン達の手によりそれらは払われ、仕舞いには客席より盛大な拍手が貰えると云う一連の流れ。
予定調和も無し、素晴らしい芸ですね!
権力が別角度からの視点を獲得し、バランスを保つ為に、笑いと云うものは非常に有効な手段と思えます。
ちなみにその時僕事、自らのワードローブの中では最もシックな成りをしていた為、クラウンが近付いた折「まさか舞台に連れて行かれはしまいか」等とドキドキしましたが、素通りでした。
ジーンズを穿いていたのも一つの要因かも知れません。(中野)
2012年7月31日火曜日
2012年7月29日日曜日
御礼
7月28日「秋葉原100景」に御来場頂いた皆様、本当に有難うございました。
共演バンド並びに、秋葉原CLUBGOODMANスタッフの皆様、鏡音リン・レンに扮し司会進行をしてくれた優馬ちゃん、麻輝さん、 企画の模様を写真に撮ってくれた羽鳥さん、フジロックより帰宅したばかりで駆けつけてくれたノヅさんもありがとう!(中野)
共演バンド並びに、秋葉原CLUBGOODMANスタッフの皆様、鏡音リン・レンに扮し司会進行をしてくれた優馬ちゃん、麻輝さん、 企画の模様を写真に撮ってくれた羽鳥さん、フジロックより帰宅したばかりで駆けつけてくれたノヅさんもありがとう!(中野)
2012年7月16日月曜日
モアレコードについて
我々はそこで目にとまった一枚を手に取り、そばにある丸椅子に腰掛け、心ゆくまで試聴する事ができます(試聴できないCDもあるのでしょうが、できるものがとても多い)。
勿論、現在では試聴機を置いていないCDショップの方が稀ですが、モアレコードでは何と云うか、より親密な状況がそこにあります。あたかも図書館に入って、本棚の中たまたま目に付いた一冊を手に取り、そこの閲覧コーナーにて読んでいるような、一寸そんな感覚です。
大宮区役所前の通り、歩道から直接上がれる深緑色の階段(それ程新しいものではなく、金属製の為一歩進む度、足音が必要以上に大きく響く)、それを上りきった所に鉄の扉が見えます(或いは、その扉は開け放たれているかも知れない)。
→木製の床。こざっぱりとして明るい空間(店の中は大抵ひっそりとしている)。まだ見た事の無い数多のCD―それらはどれも手書きのコメントカードが添えられていて、どれもジャケットがこちらを向いて並んでいる!
こう云うのって一寸わくわくしませんか?(中野)
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